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結婚後上海→NY→日本 生存確認系。 主観。


by watakari
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ちょっといい話

去年の4月初め。初めてのメイクの仕事で、カメラマンの助手兼メイクということで日本に撮影に行きました。
ちょっといい話_c0041757_14232047.jpgそのときの恐ろしく大変だったことは割愛して、移動中の新幹線でちょっといい出会いがありました。偶然お隣に座らせてもらったキミヨさん(仮名)です。とってもチャーミングな80歳を越えるご婦人です。

キミヨさんとしばらくお話をしていると、「あなた、アメリカから来て大変ねえ。お小遣い足りてるの?」とお財布から折りたたまれた1000円札を3枚出して私に握らせ、そこについていたペンギンのキーホルダーもくれました。お断りしても「持っときなさい」とおっしゃってくださるので、ありがたくいただき、お名前とご住所だけ教えてもらいました。
また、さりげなくサンドイッチもいただきました。

この3000円、もったいなくて使えない!!!じ~ん

NYに帰るときにお礼の葉書を成田からと、今年、新年の挨拶を出しました。
ちょっといい話_c0041757_14355559.jpgそして最近お返事をいただきました!
まず、1枚目、キミヨさんが、私がニューヨークから出した手紙は人生の中で感激したことの一つになったという、もったいないほどのお言葉をいただきました。
2,3枚目は彼女の甥っ子さんからで、キミヨさんは目が悪く、字が思うようにかけないので代筆しているとのこと。キミヨさんが私からの手紙を受け取り喜んでいると同時に返事が書けないもどかしさを甥っ子さんに話し、代筆してくださったそうです。「叔母があのように喜んでいる姿と言葉を聞くと、なんとかwatakari様に叔母の気持ちを伝えたい思いでお手紙させていただきました。」
ちょっと、日本ウルルン滞在記!
この甥っ子さん、すごい達筆な方で、私のあのヘナチョコ葉書が恥ずかしいですが、私の何気ない行動でキミヨさんがそんなに喜んでくれていたなんて嬉しいです。それはキミヨさんがお小遣いとペンギンをくれた時も同じだったのかな?

キミヨさんご家族との文通交流を深めるためと、あのカメラマンは私の夫ではないという誤解をとくために、また手紙を書きたいと思います!
by watakari | 2008-01-22 14:51 | 生活